究極の武道とは ニコラスペタス
正月にNHKBS1で日本の武道を追究する番組を見た。
案内役はK-1で名を知られたニコラス・ペタス。
1本目は「柔道」を「究める」。
日本の柔道は世界大会であまり成果を上げられていないが、それは「1本」を目指す日本流の美学としての柔道だからだ、という内容だった。
井上康生は1本を追求してきた柔道家だが、北京オリンピック代表を決める国内大会で、優勢のままあと10数秒のところで、1本狙いの内股をかけたところ内股すかしで負けて、代表を逃した試合。
その直後、井上康生の表情がとてもすがすがしかったのはなぜなのか? というところに焦点を当てていた。
世界スタンダードの、「ポイントを取りに行く」石井慧の柔道とは違う。
日本的な美学とは何か、を考えさせられた。
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海外向けに作られた番組の総集編だそうで。
連続して放送された2本目が「空手」。
ニコラスペタスは極真空手の出身だから「専門」になるわけだが。
まず、ペタスは、極真で世界王者になり、いまは別流派を立ち上げた数見肇を訪ねた。
極真で最強となった数見は、今は「型」を大切にする空手を指導している。
いわく、「空手の究極は型だ」と。
次に、ペタスは沖縄空手の道場をいくつか訪ねる。
その道場のどれも、とんでもない鍛錬をしていて、まさに拳は凶器と化しているのだが、そのどの教えも「型」を重んじる。
最強をめざすと、おのずと型にいきつく、とは興味深い一致だ。
沖縄の師範は言った。
「自分の拳がどれだけ危険なものかを知れば、ふだん争いごとをしなくなる。」
「いかに平常心を保って、自分を制することができるかとうかが大切だ。」
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もう少し深めたい中身だが、時間の関係でこれくらいにしておく。

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