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前記事を書いた後、テレビや新聞でさらに話題になった松江市の「はだしのゲン」閉架問題。
反響・批判の多さに驚いたのか、教育委員会で開架とすることを決めたようだ。
いろんな言い方があるが、一番問題なのは、読む読まないの選択の前に、児童・生徒の目から遠ざけてしまったことだろう。
いい、悪いの評価の前に、目に触れさせないと判断したのが、偏見、恣意なのだ。
とりあえず、検閲みたいな状態は脱したので一応収束か。
「はだしのゲン」の閲覧が自由に出来ない問題が起こっているという記事を目にした。
松江市の教育委員会が市内の小中学校に通達し、全ての学校がそれに応じて、閉架書架に移動したという。
発端は市民からの陳情だとか。
「間違った歴史認識」を植え付けるから、が理由だという。
陳情は採択されなかったのに、教育委員会が判断したという。
どうもにわかに信じられない出来事だ。
本の中身に自主規制をかけて子どもの目に触れないようにしている訳で、
はだしのゲンが果たしてきた役割を考えると、
子どもに与えないと大人が判断して葬り去るべき作品ではないことは明らかだろう。
こんな判断をした松江市教委の目はくもっているとしか言いようがない。
こんな時代だからこそ、残酷なことも理不尽なことも含んでいる戦争について、原爆について
考えていかねばならないのではないか。
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