粟生勝利、山中、長谷川勝ち WBCダブルタイトル戦
昨夜、「帝拳」興業のタイトル戦があったんだなあ。
新聞で知った。
こんなに豪華カードなのにTV中継はなかったのか。
長谷川の試合があることは知っていたが、昨日だとは知らなかった。
WBCスーパーフェザー級タイトル戦は粟生隆寬が指名1位挑戦者に勝ち。
WBCバンタム級タイトル戦は山中慎介がビッグダルチニャンに勝ち。
いずれも相手が亀田の防衛戦とは違う。
ランキング1位の選手だから強敵だし、ビッグダルチニャンはエキサイトマッチでも何回か見たことがある元2階級制覇王者だし。
こういったところを破ったのは、真に強いと認めることが出来る。
粟生は元々強いと思っていたが、それを証明した。
山中は今回ビッグネームを破って世界に名を広めたと思う。
しかも、その前座が長谷川穂積とは。
貫禄のTKO勝ちで、調子を戻してきたか。
長谷川は去年防衛戦に失敗したが、その心境を「母の死」と「東北大震災」によるモチベーションの低下をあげている。
十度防衛した後の二階級目の制覇で、ボクシングでの頂点に達し、そこに大切な母の死と、大地震が重なり、「ボクシングをしていていいのか?」という心境だったという。
1年経った今、とりあえず1勝したわけだが、次にどうつなげるのか見てみたい。
元々バンタム級の選手だ。
近辺の階級に西岡利晃がいて、フェザー級に上げたが、身体はどうなんだろうねえ、実際の所。
バンタムは減量が大変だったのかもしれないが、今のクラスは(大きな選手がウエイトを落としてくるので)体格的にしんどいだろう。
ノニトドネアという注目選手がいるが、ドネアと対戦するのは西岡かなあ。
長谷川にもやってほしい気持ちもあるけど。
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